結論、デロイトの中途のケース面接は落ちることもあり、通過率は低いです(公表されていませんが、一般的には20〜30%と言われています)
デロイトのケース面接はかなり難関なので、通過のコツを本記事で解説しますね
私について
- 未経験で外資コンサルに転職し年収300万円UP
- ケース面接には自信がありましたが、Amazonでポチった本だけで対策し見事に撃沈し、その後リベンジし転職
なお、コンサル会社選びで注意すべき点はこちら(あなたはどのコンサル会社が向いてる?難易度で選ぶと危険)で解説しています。
デロイトのケース面接の通過率(落ちることもある)
デロイトのケース面接の通過率は公開されていませんが、他の外資コンサルのケース面接突破率は20〜30%とも言われており、かなり落とされます。
外資コンサルの面接の最難関はケース面接なので、ここをしっかり対策できるかが選考突破のカギになります。
そもそもケース面接とは【デロイトの中途は必須】
ケース面接とは、
「行きつけのカフェの売上を2倍にするには?」
といった、実際のコンサルティングテーマのようなお題を提示されて、その答えを仮説立てて説明&質問に答える形式の面接です。
よくある誤解
ケース面接と誤解されがちなものに「フェルミ推定」があります
これは「日本にあるマンホールの数は?」といった「一見すると分からないものの値を推定する」というもので、ケース面接の過程で用いることのある思考パターンです
デロイトのケース面接でチェックされるスキル
ケース面接は下記のスキルをチェックする目的で実施されます。
- 論理的思考力
- 自身の考えをわかりやすく説明するスキル
- コミュニケーション能力
- ストレス耐性
※それぞれの対策方法については本記事の後半のこちら(デロイトの中途のケース面接のコツは?)で解説しますね
デロイトの選考フェーズのうち、どこでケース面接が実施されるか
デロイトの選考フローは下記であり、主に2次面接でケース面接が実施されることが多いです
- 書類選考
- 1次面接
- 2次面接(ケース面接)
- 3次面接(以降、人によって追加面接があったりなかったり)
さて、そんなデロイトのケース面接の特徴は下記↓
デロイトのケース面接の中途の特徴
ここではデロイトのケース面接の流れや時間、出題の傾向について解説しますね。
デロイトのケース面接の流れ・時間
デロイトのケース面接は考える時間を45分前後、質疑応答を20分前後で実施することが多いです。
流れは下記です
- お題を提示される
- 思考(45分ほど)
- 回答を説明
- 面接官からガンガンに質問されるので、回答した内容の妥当性やロジックを説明する
デロイトのケース面接の傾向は?
デロイトのケース面接の特徴として、
- 時事問題に関するテーマが多い(関連する新聞記事が渡されることもある)
- 考える時間はたっぷり45分ほど与えられることが多い
こうした特徴があります。
他のコンサルファームのケース面接は考える時間が10分だったりするので、デロイトはかなり長く確保されていますよね〜
これって逆にキツくて、比例してしっかりとした回答が求められることになります
デロイトの過去問に意味はない
ケース面接の過去問をネットで探す人が多いですが、ほぼ意味がないです。あくまで参考程度にしましょう。
というのは、デロイトは時事問題を扱うことが多いので、過去の時事ネタよりも現在の時事ネタに関するテーマで出題される可能性が高い(=ネットに転がっている過去問はテーマが古すぎる)からですね。
大事なのはしっかり対策し、どんなテーマで出題されても答えられるようにしておくことです。
さて、デロイトの中途のケース面接を突破するコツは↓
デロイトのケース面接の中途のコツ
デロイトのケース面接のコツは、本で学ぶ&必ずプロを相手に模擬練習をすることです。
デロイトのケース面接突破に必要なスキルを分解し、それぞれの対策方法をチェック
ケース面接に必要なスキルごとの対策方法は下記です。
必要なスキル | 対策方法 |
論理的思考力 | 本で学習 |
自身の考えをわかりやすく説明するスキル | 他人と模擬面接 |
コミュニケーション能力 | 他人と模擬面接 |
ストレス耐性 | 他人と模擬面接 |
論理的思考力
私は下記の本でロジカルな頭の使い方を学びました(1冊目はコンサルなら必読です)
- 地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」|細谷 功(2007):「日本に電信柱は何本あるか?」といった例題を通し、頭の使い方を学べます
- 過去問で鍛える地頭力―外資系コンサルの面接試験問題:外資コンサルで出題された問題&模範解答例を、元アクセンチュアの戦略部門の出身者が解説しています
自身の考えをわかりやすく説明するスキル
ケース面接は単に問題を解くだけでは全然ダメで、その回答内容を分かりやすく相手に伝えることが重要です。
コンサルの偉い人に説明する注意ポイントは、例えば
- 結論ファースト(できていないと選考突破はかなり厳しい)
- 複雑そうなことも、端的にサクッと説明する
こうしたことが重要です。この対策は一人では全く意味がないので、私は無料で対策してくれるエージェントを使いました。
個人的には無料のMyVisionがオススメですね、コンサル転職の支援実績がとても多いです。
【公式】https://my-vision.co.jp/
下記の紹介実績があるみたいですね。
コミュニケーション能力
自身の回答を説明した後に面接官からガンガン質問されるので、
- 面接官の質問を正しく理解して回答する(本やネットの過去問だけで対策した人はここでつまづく)
- 「こういう考え方もあるんじゃない?」と言われた時に「確かにその考え方もありますね」と一旦受け入れてから返答する
などなど、例えば↑のようなポイントが重要になります。
ストレス耐性
ケース面接の質疑応答はあえてキツめの質問をしてくる面接官もいます。
- 「なぜその前提を定義したんですか?」
- 「なぜ△△△というパターンを考えなかったんですか?」
- 「そのパターンだと□□□ということになりませんか?」
こうした質問をだいぶきつめにされます。
デロイトのケース面接をするなら
先ほども紹介しましたが、ケース面接突破に必要なスキルのうち、ロジカルな思考力について私は下記で学びました
- 地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」|細谷 功(2007):「日本に電信柱は何本あるか?」といった例題を通し、頭の使い方を学べます
- 過去問で鍛える地頭力―外資系コンサルの面接試験問題:外資コンサルで出題された問題&模範解答例を、元アクセンチュアの戦略部門の出身者が解説しています
自信があっても一度はプロと面接練習をしたほうがいい(デロイトのケース面接対策)
口酸っぱく言っていますが、自信があっても、ケース面接独特の雰囲気やケース面接特有の質疑応答を経験しておいたほうがいいです。
その後は、無料で対策してくれるコンサル特化のエージェントを使って無事リベンジ合格できました。
個人的には無料のMyVisionがオススメですね、コンサル転職の支援実績がとても多いです。
【公式】https://my-vision.co.jp/
注意
※CMでよく見るような超大手エージェントだと、コンサル転職対策が弱すぎる(ケース面接対策ができない)ので本当におすすめしません
コンサル転職に特化したエージェントを使いましょう
なおコンサル特化のエージェントはこちらの希望次第で、短時間でのサクッとした対策やガッツリとした対策にも柔軟に対応してくれるので、「模擬面接は軽くでOK」という人にも向いています。
まとめ:デロイトの中途のケース面接の通過率は低く落ちることもある
まとめ
- ケース面接の通過率は20〜30%と難関
- 本だけではなく、絶対に実践練習すべき
- なおケース面接の対策以外にも、デロイト等のコンサル会社ごとに面接官に好まれる回答の傾向もエージェントから教えてもらえたのがかなり役立ちました
- ※参考サイト:デロイト採用サイトはこちら
なお、コンサル会社選びで注意すべき点はこちら(あなたはどのコンサル会社が向いてる?難易度で選ぶと危険)で解説しています。