私はアクセンチュアへの転職に失敗して後悔し、数年後、リベンジで内定しました。
また、入社できてもアクセンチュアに転職して後悔する理由は残業と仕事の厳しさ、ミスマッチの3つであることが多いです。
元アクセンチュア社員である私の経験上、アクセンチュアに転職して失敗し後悔しないために重要なことは応募ポジション選びです。
これがとにかく重要である一方で、ミスマッチが発生しやすい構造になっています。
この記事では、私が失敗した経験を基に注意点を説明しますね。
具体的には下記を解説します↓
- アクセンチュアへの転職に失敗し後悔する人と活躍する人の特徴
- アクセンチュアに転職して後悔する人が居る理由と実際の体験談
- 入社後に後悔していた人の事例をもとに、後悔しないためのコツ(絶対おすすめ)
私について
- 元アクセンチュア社員
- 転職直後に本当に後悔し地獄をみる。一方で、数年後に楽しく働くこともできたので、後悔する人を減らすためにこの記事を書いています
なお、アクセンチュアの働き方のリアルやアクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法はこちらの記事で解説しています
※社会人経験が4年未満の人はアクセンチュアの第二新卒採用の対象になるので、こちら(アクセンチュアの第二新卒の難易度や対策のコツ)を参考にしてくださいね
もくじ
アクセンチュアへの転職に失敗し後悔した体験談
私はアクセンチュアへの転職に失敗し後悔したのですが、2回目の応募でリベンジ合格しました。
この体験を踏まえると、私の経験上アクセンチュアへ転職するコツは↓です。
- アクセンチュアの面接対策実績が豊富にある、コンサル業界特化のエージェントを活用する
- ケース面接の模擬面接を必ず一度は実施する
というのも、私が一度落ちてしまった時は転職エージェントを使わずにアクセンチュアに応募したんですが、
数年後にリベンジ合格した時は、エージェントを使ってアクセンチュアに再応募して内定したんですよね。
エージェントからは面接でのコツや、面接官の傾向まで教えてもらえたので、超入念な事前準備ができました。
(これ、進◯ゼミでやったところだ!状態でした)
なおアクセンチュアの面接対策には、無料のMyVisionが個人的にオススメですね。コンサル転職の支援実績がとても多いです。
【公式】https://my-vision.co.jp/
アクセンチュアへの転職と言えばまずはここですね。
無料エージェント以外は使わないでください
たまに有料のエージェントがあるんですが、無料のMyVisionで十分すぎるくらい頼りになりますよ。
(無料エージェントは、採用が決まったら企業側から報酬を得ているためです)
アクセンチュアがどんな質問で内定通過を判断しているか?ケース面接ではどう答えるべきかなどを教えてくれます
※アクセンチュアの一次面接ではケース問題が出題されると有名ですよね。これは通過率が20〜30%と言われているので、必ず対策してくださいね。
詳しくはこちら(アクセンチュアのケース面接の対策方法は?)にて解説しています
アクセンチュアへ転職し失敗したと後悔する理由
アクセンチュアに転職して後悔する理由は残業と仕事の厳しさ、ミスマッチの3つであることが多いです。
アクセンチュアに転職して後悔した理由① | 残業が多い |
アクセンチュアに転職して後悔した理由② | 仕事についていけない |
アクセンチュアに転職して後悔した理由③ | ミスマッチ |
転職して失敗したと後悔した理由①:残業が多い
「アクセンチュアは残業が多いから転職すると後悔するぞ」という意見を耳にしたことがあるorそんなイメージがありますよね。
実際、私も入社前はそのイメージがあり、覚悟を決めて入社しました(笑)
でも実際に働いてきた経験を踏まえると、これは半分正しく、半分古い情報だなと思います。
アクセンチュアは業界でも群を抜くレベルで働き方改革に取り組んでいる
「半分古い情報」というのは、アクセンチュアはコンサル業界の中でも群を抜くレベルで働き方改革に取り組んでいるからですね。
日本法人の社長が変わって以来、働き方改革にかなり力を入れたため、離職率が大幅に改善したようです。
二桁台だった退職率も、半減して一桁台になりました。
実際、私が働いていた当時も月の残業時間の上限はかなり厳しく管理されており、残業した時間分だけしっかりと残業代が支払われていました。
※↑は当たり前のことですが、この当たり前ができていない時代があったからこそ、アクセンチュア(というかコンサル業界全体)は残業がものすごいというイメージがついてしまったんですよね
だからこそ、「アクセンチュアは残業が多いから後悔するよ」というのは半分古い情報だな、と思うんですね。
ではなぜ「半分」かというと、マネージャー以上の働き方にはまだ課題があるからですね。次で解説します。
一方で、管理職者(マネージャー以上)の負担軽減は引き続き課題として存在
働き方改革で離職率も大幅に改善したアクセンチュアですが、管理職以上の負担軽減はまだ課題として存在します。
これは日系企業も含め、どの企業でも根強く存在する課題ですよね。働き方改革に取り組んだ結果、管理職者がカバーする構造になってしまう、という問題です。
これについてはアクセンチュアも同様で、現在も日々改善に取り組んでいるようです。
転職して失敗したと後悔した理由②:仕事についていけない
日系大手から中途入社した男性
日系大手から転職してきたが、正直仕事についていけない。上司に負担をかけており、申し訳ない
これも実際に社内で見かけた&耳にしたケースです。
期待を胸にアクセンチュアに転職してきたが、仕事についていけず後悔・・・というパターンです。
私の経験からすると、「仕事についていけない」の主な要因は下記の2つです。
- マネージャー以上の職位で入社してしまった
- 自分に合った職種を見極められなかった
要因1:マネージャー以上の職位で入社してしまった
アクセンチュアは「アナリスト→コンサルタント→マネージャー→シニアマネージャー→・・・・」と職位が存在するのですが、
マネージャー以上に求められるスキルのレベルは、それ以下の職位よりも格段に高いです。
だからこそ私は、コンサルタントやアナリストとして入社し、しっかりと経験を積むことをオススメしています。そのほうが、アクセンチュアに長く在籍することになる(=結果的に得られる総賃金が格段に高くなる)ので、長期的にメリットがあるんですよね^ ^
要因2:自分にマッチした職種を見極められなかった
これは次の口コミ(転職して後悔した口コミ③:ミスマッチ)と同じテーマなので、そこで解説しますね。
転職して失敗したと後悔した理由③:ミスマッチ(職種選びを失敗)
アクセンチュアはミスマッチが起きやすい構造なんですよね↓
職種が多すぎてミスマッチしやすい
アクセンチュアに転職して後悔するケースとして、「想像していた仕事内容と違った」という声もよく耳にします。この一因として、
「自分の特技が活かせるポジションは他にあったのに、違うポジションで入社してしまった」というポジションのミスマッチによる後悔があります。
というのは、アクセンチュアには常に100職種前後の求人が存在しているので、
「AとBの求人が似ているけど、この職種ってどう違うんだ?」というものがいくつかあるんですよね。
例えば下記の職種の違いは、元社員の私でも分かりません笑
- テクノロジーコンサルタントと、システムコンサルタント
- 業務改革コンサルタントと、ITトランスフォーメーション・リアライゼイション
- カスタマーフロントコンサルタントと、カスタマーテック戦略&アドバイザリーコンサルタント
- エクスペリエンスデザインコンサルタントと、エクスペリエンステクノロジーコンサルタント
- データコンサルタントと、データドリブンコンサルタント
※参考:アクセンチュア採用サイト
違いが分からないですよね…笑
入社するポジションはミスると地獄を経験する
実際、入社ポジション選びに失敗したんだろうな〜という人はたまに見かけました。
そうした方々は最適なポジションへ異動して、快適に働けるように再チャレンジしているケースが多かったです。
他社とは異なる、アクセンチュアの異動文化
「異動」と聞くと悪いイメージがあるかもしれませんが、アクセンチュアは自発的(=社員自身が希望して異動)がめちゃめちゃ多いんですよね。
「今月の新入社員&異動メンバー紹介!」みたいな社内メールが流れるほど、異動に前向きな会社です。
「なんだ、ミスマッチで入社しても異動すればいいだけやん」と思われた人も居るかもしれませんが、アクセンチュへ入社して一年経過していなければ異動NGという制約があるんですよね。
なので、入社ポジションをミスると最低でも1年間はミスマッチな仕事を継続しないといけないという地獄があります。
せっかくアクセンチュアに入社したのに、ミスマッチで後悔なんて絶対したくないですよね。そういった後悔を防ぐコツについて次から解説します。
アクセンチュアへの転職に失敗したと後悔するのを防ぐための注意点
アクセンチュアへ転職して後悔するのを防ぐには、応募職種を自分で選ばず、第三者のプロに相談することが重要です。
応募職種でミスマッチすると転職後にとても後悔する
さて、とにかくミスマッチを防ぐべきと解説してきましたが、この背景として、
- 応募職種をミスり、合わないポジションで転職してきたっぽい人達はとにかく辛そうだった
- 入社後は1年間異動できないため、ミスマッチで入社すると辞めていく人がほとんど
- 正しいポジションで働ければ、とても働きやすい&高年収な会社
- 一方で、アクセンチュアは常時100職種くらい求人があるので、似ているものも多く、自分にベストなものを見極めるのは困難
ミスマッチにはこうした背景があるとお伝えしました。
特に④で記載の通り、自分にマッチした職種の見極めはとても難しいので、アクセンチュアへ応募する人には絶対にミスってほしくないんですよね。
第三者に相談しミスマッチを防ぐ
自分に適したポジション選びは、経歴をもとにどの職種が適しているか、プロに相談するのがおすすめです。
個人的には、先ほども少し紹介した無料のMyVisionが、職種選びの相談相手としておすすめだなと思います。
というのも、アクセンチュアへの転職サポート実績がかなり豊富&元アクセンチュア社員も在籍しているからリアルな話を相談できるんですよね。
実際、私は一度落ちてからリベンジで転職しましたが、初回は公式サイトから自分で応募して、リベンジの時はエージェント経由でした。
コンサル転職ではエージェント活用が必須ですが、それを知らず、
公式サイトから一人で直接応募をしてしまった自分に下記の質問をぶつけてやりたいです↓
- アクセンチュアが選考通過を判断しているポイント&それをどんな質問で判断するかを知らなくて大丈夫?
- アクセンチュアの面接で好まれる回答のパターンは知ってる?
- アクセンチュアの面接でほぼ確実に出題されるケース面接の通過率は20~30%らしいけど、ちゃんと模擬面接した?まさか本だけで対策しようとしてない?
- 希望年収はいくら位と回答すべきか分かってる?自分のスキル以上の年収を希望すると落とされるリスクがあるよ?
- コンサル転職なんだから、他の候補者は当たり前にエージェントを使って対策してくるのに、自分一人で応募して大丈夫なの?
本当にこれなんですよね。マジで全然分かっていなかったです。私は就活の経験を踏まえ面接に自信がありましたが、それでも落ちました。
でも数年後にリベンジ合格した際は、応募した時点で↑について全て理解していました。
「これ進◯ゼミでやったところだ!」状態だったので、
1次面接が終わった時点で「これは面接突破しただろうな」と確信していましたし、
最終面接中に「ぜひ一緒に働きましょう」と面接官から打診されたほど圧倒して内定できました
結果的に年収は2倍になり、20代で800〜900万円くらいになりました。
なおリベンジ合格した際は転職エージェントを使いました。先ほど少し解説しましたが、
- アクセンチュアの面接はどんな回答をすると通過しやすいか?好まれる回答のパターン
- 難関であるケース面接を突破するコツ&模擬ケース面接の経験
- 希望年収を質問された際に、いくらと回答すれば落とされないか
とか、全部教えて貰ったのでそりゃ合格しますよね。
正直、「エージェントを使って応募すると、こんなにネタバレしてくれるのかよ…」と、むしろ悔しかったですね。
コンサル転職にエージェントは必須なので、他の応募者は当たり前にエージェントを使って対策してくるんだから、
たった一人で直接応募するよりも、エージェントにネタバレしてもらって応募した方がどう考えても内定しやすいに決まってますよね。
わりとおすすめなのはMyVisionで、アクセンチュアへの転職サポート実績がかなり多いです(もちろん完全無料で利用できるエージェント)
【公式】https://my-vision.co.jp/
下記の紹介実績があるみたいですね。
なお、コンサル業界を専門としているエージェント以外は使わないでください。
CMでよく見る大手エージェントはコンサル業界に全然詳しくないので、選考対策のコツとかアクセンチュア対策のポイントを知っていません。
私は10社以上のエージェントを使い、コンサル業界に特化していないエージェントとも会話したことが何度かありますが、
「これではコンサルの対策できないよ…」と感じ、時間を無駄にしたなーと思っていました。
なお、先ほど紹介したMyVisionはコンサル業界に特化しているので、わりとおすすめです(もちろん完全無料で利用できるエージェント)
【公式】https://my-vision.co.jp/
アクセンチュアに向いている人の特徴
アクセンチュアに入社するコツを解説しましたが、そもそもアクセンチュアに向いている人はどんな人なのか?簡単に解説しますね。
アクセンチュアに向いている人
アクセンチュアが求める人材像として、公式サイトでは↓のように記載されています。
- 背伸びをしてでも目標へ手を伸ばさずにはいられない
- チャレンジに、手加減をしない
- 自分も会社も世の中までも、変えたいと望む
- 常に次のステージを見据え、自らの開拓に貪欲である
- タフな状況も、先頭に立ち楽しめる情熱がある
- あるべき姿を追求するためには、立場や関係性を超えた主張を厭わない
- 信念に基づき、主張し、実際にやりとげるチームワークの可能性を信じる
- 多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている
- 常に誠実さを失わず、言行一致の気概がある
引用元:アクセンチュア公式サイト
成長に貪欲な人というイメージですね。
なおこちら(アクセンチュアへの中途入社は厳しい?)でも解説していますが、私の経験上、下記のタイプの人が活躍しているように思います。
- 特定領域や業界に関する専門知識やスキルがある
- 地頭が良い
特に1つ目について、次で詳しく解説しますね。
専門知識がある、コンサルタントとしての基礎が身に付いている人
特定領域で専門知識がある人は、すぐに活躍することが多いです。
例えば、下記のような領域ですね。
- 特定業界の知識(金融、IT、流通、自動車、医療。。等)
- 特定領域の知識(IT、広告、マーケティング、戦略。。等)
「専門領域はあるが、専門家と呼べるほど詳しくない。。」という人も安心してください。
「いや、私はどこも詳しくないな〜」
入社時点でこういった専門知識がなくとも、入社後に専門分野を開拓する人の方がむしろ多いです。
入社後の研修によってコンサルとしての基礎を身につけ、プロジェクトをこなす過程で専門領域を身につけていく、という流れが多いですね。
ミスマッチせず、自分の得意分野の職種で入社できた人
「専門領域がある人は活躍しやすい」と説明しましたが、ミスマッチで入社してしまったらスキルを活かすことなんてできないですよね。
また、入社時点で専門領域がない人でも、少しでも経験・興味がある領域の職種で転職したいと考えるのが普通ですよね。
だからこそ、ミスマッチせずに、自分に適した職種で転職できた人はアクセンチュアに転職した後に後悔する可能性がグンと下がります。
※なお、アクセンチュアへの転職難易度や選考フロー、オススメの応募方法などについてはこちら(アクセンチュアの転職難易度は高い?【元社員が解説】)にて解説しています
退職を検討しているなら
退職を検討している場合、退職代行サービスを使うのもアリです。
ここではおすすめの退職代行サービスを紹介します↓(順不同)
ネルサポ
転職サポートも実施しており、転職が決定すると5万円キャッシュバックしてもらえる
ということで、
退職代行サービスを使っても「むしろ儲かってしまう」のがネルサポート株式会社の退職代行ネルサポですね。
※参考:ネルサポの料金詳細
主な特徴は下記↓
- 合同労働組合ユニオンネルサポートの労働組合が運営しているため、弁護士法違反の心配なしで会社との交渉が可能
- 退職成功率100%の実績があるので「辞められなかった」ということはあり得ない
- 回数無制限で無料相談できるため、迷っている人でも安心
- 「有給休暇が消化できるように伝えてほしい」という声にも対応しており、有休消化をサポートしてくれる
- 24時間即日スピード対応しているため、急な依頼も可能
- もしものときに備えて全額返金保証もある
転職に成功すると5万円キャッシュバックされるというのがかなり良いですよね。
>>退職代行サービス自体の料金についてはこちら(ネルサポの料金詳細)
モームリ
「退職代行を使っても、退職日の当日に家に一人で居るのが不安…」
という声が多いことを踏まえ、
店舗型でもサービス提供をしているのが株式会社アルバトロスの退職代行モームリですね(店舗型は業界初。もちろんリモート相談もOK)
※詳細はこちら:業界初の目の前で退職代行
主な特徴は下記↓
- オーシャン綜合法律事務所 梶田潤弁護士監修
- 神奈川県労働委員会の審査に合格した『労働環境改善組合』と提携(この審査に合格していない場合、会社に対して交渉できない)
- 労働組合は団体交渉権を持って交渉でき、会社側は拒否することができない(退職成功率100%)
- とはいえ、もし退職できなかった場合は全額保証
- 女性スタッフも在籍しており、ジェンダー問題も相談しやすい環境
- 365日24時間連絡・即日対応が可能
また、退職代行の相場よりもとても安い料金設定というのが良いですよね。
>>退職や勤務に関しての相談は何度でも無料なので、料金など気になる人はこちら(モームリ)を参照
※ちなみにこちら(最新情報)を見ると「その日に何名の退職が確定したか」が毎日更新されており、かなりリアルです
まとめ:アクセンチュアへの転職に失敗し後悔しないための注意点
まとめ
- アクセンチュアには100以上の求人があり、その選択をミスると転職後にとても後悔することになる
- マッチした職種で入社できれば、かなり良い会社(30歳前後で1,000万円稼ぐ人がほとんど&働きやすさもかなり整備されているため)
- アクセンチュアの面接対策には、無料のMyVisionが個人的におすすめ(アクセンチュアへの転職サポート実績がとても多い)
また、アクセンチュアに興味がある場合はこちら(アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法)も参考にしてくださいね