アクセンチュアは年収がとても高い会社として有名ですが、↑上記のような噂もあります。
そこで本記事では、
- アクセンチュアの年収が下がると噂される背景と、元社員が語るリアル
- アクセンチュアに転職して年収が下がるケースと対策
- 【注意】アクセンチュアを落とされないために、年収交渉時に気をつけること
こうした点について解説します。
結論、アクセンチュアは今後も年収は下がらない可能性が高い&転職時に年収が下がるケースは極めて少ないです。
本記事で解説しますね。
なお、アクセンチュアの年収についてより詳しくはこちら(アクセンチュアの平均年収を中途、コンサルタント、エンジニア別に解説)にて解説しています。
私について
- 元アクセンチュア社員
- 実は私がアクセンチュアに入社するときも、同じく「アクセンチュアってこれから年収下がるのかな?」と不安に思っていたので、その頃の話も交えて解説します
なお、アクセンチュアの働き方のリアルやアクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法はこちらの記事で解説しています
※社会人経験が4年未満の人はアクセンチュアの第二新卒採用の対象になるので、こちら(アクセンチュアの第二新卒の難易度や対策のコツ)を参考にしてくださいね
アクセンチュアの年収はこれから下がる?
アクセンチュアの年収が下がると噂される背景
残業時間の減少
アクセンチュアはコンサル業界の中でもかなり働き方改革に力を入れており、残業時間の規制が厳しくなっています。
これにより「残業時間が減るから年収が下がるのではないか」という噂が出ているんですね。実際、私もアクセンチュアに入社する際は同様の疑問を持っていました。
結論、この心配は不要でした。
というのは、仮に残業時間が減少しても、それ以上に昇給率が高いので最終的な手取りが変わらない(あるいはUPする)からですね。
※人によりますが、昇進していなくても翌年の年収が数十万以上UPするケースが多いです。多くの日系企業は昇進してやっと年間で数十万円UPという状況なのに、昇進していなくてもそのくらいUPするというのはすごい昇給率ですよね。
簡単に言えば、時給が上がる(労働時間が減っても総支給額が変わらない状態)になりやすい会社なんですね。
社員数の拡大
「アクセンチュアは社員数が増えているから、一人当たりの給与は減るのではないか?」という噂もありますね。
実際、下記↓のデータから分かるように社員数がとても増えています。
結論、社員数が増えても年収が下がることはあり得ません。
理由としては、社員が増えたから年収を下げるなんてことをしたら、既存社員のモチベーションが吹き飛ぶからですね。他社に転職されまくってしまうことが容易に想像できますし、そんな愚策をこれだけ社員数が拡大しているコンサル会社が行う訳がないんですね。
アクセンチュアの年収は下がらない理由
アクセンチュアの年収が下がらない理由として、昇給率の高さや、既存社員のモチベーションの観点から説明しました。
これに加えて、アクセンチュアへのコンサルティング依頼数の増加も理由としてあります。
アクセンチュアは他社のコンサル会社と比較して、(誇張やお世辞抜きで)絶好調なので、コンサル依頼数がとても増加しているんですね。
実際、私が働いていた当時も「依頼数がとても増えているが、対応する社員がまだまだ足りないので泣く泣く一部断っている」という状態でした。
依頼が少なく、社員が余っている状態だったら「年収が少し下がった、、、」なんて可能性も理解できますが、ここ数年間アクセンチュアはその真逆です。
だからこそ、アクセンチュアの年収は下がらないんですね。
実際、私は一度落ちてからリベンジで転職しましたが、初回は公式サイトから自分で応募して、リベンジの時はエージェント経由でした。
コンサル転職ではエージェント活用が必須ですが、それを知らず、
公式サイトから一人で直接応募をしてしまった自分に下記の質問をぶつけてやりたいです↓
- アクセンチュアが選考通過を判断しているポイント&それをどんな質問で判断するかを知らなくて大丈夫?
- アクセンチュアの面接で好まれる回答のパターンは知ってる?
- アクセンチュアの面接でほぼ確実に出題されるケース面接の通過率は20~30%らしいけど、ちゃんと模擬面接した?まさか本だけで対策しようとしてない?
- 希望年収はいくら位と回答すべきか分かってる?自分のスキル以上の年収を希望すると落とされるリスクがあるよ?
- コンサル転職なんだから、他の候補者は当たり前にエージェントを使って対策してくるのに、自分一人で応募して大丈夫なの?
本当にこれなんですよね。マジで全然分かっていなかったです。私は就活の経験を踏まえ面接に自信がありましたが、それでも落ちました。
でも数年後にリベンジ合格した際は、応募した時点で↑について全て理解していました。
「これ進◯ゼミでやったところだ!」状態だったので、
1次面接が終わった時点で「これは面接突破しただろうな」と確信していましたし、
最終面接中に「ぜひ一緒に働きましょう」と面接官から打診されたほど圧倒して内定できました
結果的に年収は2倍になり、20代で800〜900万円くらいになりました。
なおリベンジ合格した際は転職エージェントを使いました。先ほど少し解説しましたが、
- アクセンチュアの面接はどんな回答をすると通過しやすいか?好まれる回答のパターン
- 難関であるケース面接を突破するコツ&模擬ケース面接の経験
- 希望年収を質問された際に、いくらと回答すれば落とされないか
とか、全部教えて貰ったのでそりゃ合格しますよね。
正直、「エージェントを使って応募すると、こんなにネタバレしてくれるのかよ…」と、むしろ悔しかったですね。
コンサル転職にエージェントは必須なので、他の応募者は当たり前にエージェントを使って対策してくるんだから、
たった一人で直接応募するよりも、エージェントにネタバレしてもらって応募した方がどう考えても内定しやすいに決まってますよね。
わりとおすすめなのはMyVisionで、アクセンチュアへの転職サポート実績がかなり多いです(もちろん完全無料で利用できるエージェント)
【公式】https://my-vision.co.jp/
下記の紹介実績があるみたいですね。
なお、コンサル業界を専門としているエージェント以外は使わないでください。
CMでよく見る大手エージェントはコンサル業界に全然詳しくないので、選考対策のコツとかアクセンチュア対策のポイントを知っていません。
私は10社以上のエージェントを使い、コンサル業界に特化していないエージェントとも会話したことが何度かありますが、
「これではコンサルの対策できないよ…」と感じ、時間を無駄にしたなーと思っていました。
なお、先ほど紹介したMyVisionはコンサル業界に特化しているので、わりとおすすめです(もちろん完全無料で利用できるエージェント)
【公式】https://my-vision.co.jp/
さて、アクセンチュアの年収は下がらないと解説しましたが、
では「アクセンチュアに転職する際は、今よりも年収が下がることはあるのか?」について解説しますね↓
アクセンチュアに転職すると今より年収が下がる?
アクセンチュアに転職して年収が下がるケース
コンサル経験者で、現状の年収が高い
他のコンサル会社から転職してくるケースだと、前職の給料が高すぎるために年収が下がる、という可能性は考えられます。
とはいえ、これもかなり少ないケースです。
理由としては、コンサル業界の転職は基本的に「昇給や昇進とセット」で実施されるからです。求職者に内定を出しても「前職よりも年収が下がるなら転職しない」と判断されることは容易に想像できますよね。
コンサル会社はどこも人手が足りていないので、そんな判断をされないように基本的に現在よりも高い年収を提示するのがセオリーです。
コンサル未経験者で、現状の年収が高い
前職での年収が高いが、コンサル未経験者としてアクセンチュアに転職した場合は、経験にもよりますが年収が下がることは理論上考えられます。
例えば、前職で年収1000万円以上を貰っていたが、アクセンチュアにマネージャーよりも低い職位で転職した場合は年収1,000万円を下回る可能性はあります。
しかしそうしたケースであれば、コンサル未経験であろうと年収1,000万円を稼ぐような何か優れた能力があるはずですよね。アクセンチュアには100以上の職種があるので、前職での能力を活かせるポジションがある可能性は高いです。
コンサル未経験であろうと得意領域で応募すれば、マネージャーとして内定が出て結果的に前職よりも年収が高くなるということも十分あり得ます。
だからこそ、アクセンチュアに転職して万が一にも年収を下げないために、職種選びが重要となります。
また、アクセンチュアに興味がある場合はこちら(アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法)も参考にしてくださいね
※なお、コンサル未経験の場合はケース面接対策を必ず実施してくださいね。
アクセンチュアの1次面接はほぼ確実にケース面接が実施され、この通過率は20〜30%と言われており、未経験で対策しないと間違いなく落ちます。
詳しくはこちら(アクセンチュアのケース面接の対策方法)にて解説しています
アクセンチュアに転職して年収が下がるケースへの対策
対策①:目先の年収で考えない
かなり少ないケースではありますが、もしもアクセンチュアから提示された年収が現在の年収よりも低いとしても、目先1,2年単位で考えるのはNGです。
というのは、アクセンチュアは昇給率がとにかく高いので、数年後(2~3年後)には現在の年収を大きく上回り、結果的に数年単位で稼いでいる額が高くなるケースが多いからですね。
対策②:応募する職種を正しく見極める
先ほども解説しましたが、アクセンチュアへの転職は職種選びがとにかく大事です。これは年収という観点だけではなく、アクセンチュアに転職して後悔しないためにも重要です。
こちら(アクセンチュアに転職して後悔するケース③:ミスマッチ)の記事でも解説していますが、職種選びをミスって入社するとかなりきつい毎日を過ごすことになりますが、とはいえアクセンチュアには100以上の職種が存在するので、職種選びを失敗しやすいという構造があります(一見すると似たような職種が多い)。
アクセンチュアの応募職種を見極めるコツ
プロに相談する
コンサル転職にエージェントは必須ですが、アクセンチュアで自分の能力を活かせる職種を見つけるなら、アクセンチュアへの転職サポート実績が多いエージェントに相談するようにしてくださいね。
アクセンチュアで100職種もある求人がどう違うか、あなたの経歴をもとにどこがマッチしそうか判断してくれます。
また、中途の通過率が20〜30%と言われるケース面接の対策も、エージェントなら無料で実施してくれるのもポイントですね。
※ココナラとかで模擬面接相手を探すと5万円くらいして超高いです
なおアクセンチュアの面接対策には、無料のMyVisionが個人的にオススメですね。アクセンチュアへの転職サポート実績がとても豊富です。
※ここはアクセンチュア出身者が多数在籍しているエージェントなので、かなりリアルなケース面接対策ができる&質問されやすいことを教えてくれるんですよね。
なお、アクセンチュア以外にも下記への紹介実績があるみたいです。
大手エージェントはコンサル業界に特化していないので注意
「リ◯ナビに登録しているから不要」という意見がたまにありますが、そうした大手のエージェントでアクセンチュアに内定するのはかなり厳しいです。
というのは私の経験上、コンサル業界に特化してない担当者は、正直頼りないんですね。コンサル特化の担当者は詳しさやサポートの手厚さが段違いです。
アクセンチュアへ中途入社するコツ
私の経験から考えると、アクセンチュアに中途入社するコツは↓であり、両方必須だと感じています。
- アクセンチュアの面接対策実績が豊富な転職エージェントを活用する
- 地頭の良さをアピールする
特に1(転職エージェントを活用する)について、これは特に重要です。
理由として、私は転職エージェントを使わずにアクセンチュアの中途採用に応募しましたが、一度落ちてしまったんですよね。。。
そこから数年後に転職エージェントを活用し再度アクセンチュアの中途採用を受け、合格することができました。
転職エージェントからは各面接での対策ポイントや、最終面接官の傾向も教えてもらえたので、入念に事前準備をして挑めました。
(これ、進◯ゼミでやったところだ!状態でした)
※もしアクセンチュアに興味がある場合は、やってはいけない応募方法をこちら(アクセンチュアでやってはいけない応募方法【落ちた事例あり】)で解説しているので参考にしてください^ ^
なおアクセンチュアの面接対策には、無料のMyVisionが個人的にオススメですね。コンサル転職の支援実績がとても豊富です。
エージェントとは?
転職エージェントは企業と求職者をマッチングさせる企業であり、面接のコツやアピールすべきポイント等を教えてくれます。
もちろん完全無料でサポートを受けられます(採用が決まったら、転職エージェントは企業側から報酬を得ています)
アクセンチュアの平均年収
アクセンチュアの平均年収は高い
マネージャー以上は、残業時間にもよりますが1,000万円超えがほぼ確実です。マネージャー未満の場合でも多くの日系企業よりも高い報酬が得られます。
- アナリスト:400〜600万円前後
- コンサルタント:550〜800万円前後
- マネージャー:1,000万円〜
- シニアマネージャー:1,500万円〜
- ディレクター:2,000〜3,000万円
- マネージングディレクター:3,000〜5,000万以上
実際、私がマネージャー以下だった時は年収900万円くらいでした(貰いすぎだなと今でも思います)。
30歳前後でマネージャーになる人もたくさん居るので、若いうちから高い年収を得る人がゴロゴロ居る会社です。
※なお、中途入社を検討している方はこちら(アクセンチュアの転職難易度は?)を参考にしてみてくださいね
注意:アクセンチュアとの年収交渉時に気をつけること
アクセンチュアの平均年収は高いですが、年収交渉時にあまりにも高い金額を提示しすぎると最終選考で落とされてしまいます。
具体的には、アクセンチュアは最終面接前に「希望年収はいくらか」というのをメール等で質問されます。ここで求職者が自身のスキル以上に高い希望金額を提示すると、ミスマッチということで最終面接で落とされるケースがあるようです(私が転職エージェントから聞いた話です)
※実際、私は一度最終面接でアクセンチュアに落ちて2度目で合格しました。初回の時は今思い返しても高い希望金額を言い過ぎたなと思っているので、これも落ちた理由の1つだったのかな。。。と(笑)
とはいえ、じゃあいくらくらいが適正な年収か?なんて分からないですよね。
そのためにも、決して低くなく、でも高すぎないという絶妙な金額で年収交渉を(代わりに)実施してくれる転職エージェントの活用を私は強くオススメしています。
ついでにアクセンチュア特有の面接対策もしてくれますしね。
私のオススメエージェントは本記事のこちら(アクセンチュアへ中途入社するコツ)にて解説しています。
なお、こちら(アクセンチュアへの中途入社は厳しい?)でも解説していますが、アクセンチュアへの中途入社はなかなか難しいです
まとめ:アクセンチュアの年収は下がる?
まとめ
- アクセンチュアは残業時間の制限&社員数の拡大により年収が下がると噂されているが、実際は売上も絶好調のため下がらない
- 現年収が高いとアクセンチュアに転職した際に年収が下がるケースもあり得るが、職種選びをミスらなければ心配不要
- 職種選びや年収交渉、面接対策におすすめなのは無料のMyVision(アクセンチュアと強い繋がりがあるので、進◯ゼミ状態で面接できる)
また、アクセンチュアに興味がある場合はこちら(アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法)も参考にしてくださいね