「EYに転職すると後悔するからやめとけって本当?」
本記事では、EYの元社員から聞いた話をもとに、
- EYに転職して後悔した3つの理由【中途ほど注意】
- EYへの転職で後悔しないためのチェックポイント
- 私がコンサル転職でかなり後悔した体験談
こうしたテーマで解説します。
あなたはEYに向いている人か?転職して後悔するタイプか?本記事でチェックしてみてくださいね。
私について
- 元外資コンサル社員
- 中途でコンサルに転職し年収300万UP、数年後に20代で年収1,000万円へ
なお、コンサル会社選びで注意すべき点はこちら(あなたはどのコンサル会社が向いてる?難易度で選ぶと危険)で解説しています。
もくじ
EYに転職すると後悔するからやめとけ?
EYに転職して後悔するからやめとけという噂の理由には下記があります。
- ワークライフバランスの調整はプロジェクト次第
- 中途向けの研修が少ない
- 年収が高すぎて転職に困る
1つずつサクッと解説しますね。
EYに転職して後悔したこと①:ワークライフバランスの調整はプロジェクト次第
EYの働き方について、
という意見があるものの、
という正反対な意見も存在します。
これってどのコンサル会社にも共通することですが、
配属しているプロジェクトによって忙しさが異なるからなんですよね。
プロジェクトは3〜12ヶ月で変更になる
コンサル会社の「プロジェクト」は3〜12ヶ月で区切られていることが多いので、その頻度でプロジェクトが変わる(=忙しさも変わる)というケースがほとんどです
※とはいえ、マネージャー以上などは1年以上、同じプロジェクトに在籍することも多いですね
EYに転職して後悔したこと②:もう少し手厚い研修が欲しい
EYではシステム関係や業務フロー改善系のプロジェクトが増えているようですが、
という意見もあります。
プロジェクトに配属する際に「そのプロジェクトに関することを独学するスタンス」はどのコンサル会社でも求められることですが、
とはいえシステム系の知識にアレルギー反応がある場合は厳しいかもしれませんね。
システム系以外のプロジェクトが多いコンサルは?
「システム系のプロジェクトは自信がないけど、コンサルに転職したい」という場合、アクセンチュアのSongという部署だとマーケティング系のプロジェクトが豊富ですよ
>>参考:こちら(アクセンチュアソングとは?)
EYに転職して後悔したこと③:年収が高すぎて転職に困る
EYは年収がかなり高いので、次に転職する際に「年収を下げたくない」場合は選べる企業が減ってしまうことになります。
ちょっと贅沢な悩みですが、これもコンサルあるあるな悩みですね。
EYの平均年収
openworkによると、EYストラテジー・アンド・コンサルティングの平均年収は892万円となっています。
※年収範囲は450〜2400万円
EYの職位別の年収
なおコンサルタントやマネージャーの平均年収は下記のようになっており、マネージャーよりも高い役職になると1,500万を超えるようです。
職位 | 平均年収 |
コンサルタント | 885万円 |
マネージャー | 1,131万円 |
※ちょっと分かりにくいですが、ここでいう「コンサルタント」とは職位の意味で使われています。とはいえ職種としてはマネージャーもそれ以上も全て「コンサルタント」なんですよね
※出所:openwork
EYに転職して良かったことは?
EYに転職して良かったこととして、下記↓の意見があります。
特に、③「配属したいプロジェクトのジャンルを指定できる」というのは嬉しいですね。
コンサル会社の多くは、興味に関わらず経歴を元に配属を決定されたりするので、EYでジャンルだけでも指定できるのは良い制度です。
※参加したいプロジェクトを明確に選びたい人には、アクセンチュアが向いていますね。
注意:山場はケース面接
EYの中途面接で確実に実施されるケース面接(通過率は約20〜30%)の対策を必ずすべきです。
ケース面接では、例えば
- 企業の売上を2倍にするための施策と数字的な根拠は?
- 満員電車を解消するための施策とその効果は?
などの問題が出題されます。
流れは「特定の課題が出題される→考える→回答と理由を説明→面接官とのディスカッション」です。
ハッキリ言って、しっかり対策しないと天才じゃない限りほぼ確実に落ちます。
だからこそ、ケース面接はプロと模擬面接をしておいた方がいいです。
本だけで対策すると、コンサル面接の独特の雰囲気の中で「ロジカルに回答する&面接官とディスカッションする」という経験ができず、面接で一発勝負になるからですね。
なおケース対策には、無料のMyVisionが個人的におすすめですね。EYへの転職サポート実績がとても多いです。
【公式】https://my-vision.co.jp/
下記の紹介実績があるみたいですね。
EYへの転職で後悔しないために
EYに転職して後悔しないために、ここでは下記について解説しますね。
- EYに向いているかのチェック
- コンサル転職で私が後悔した体験談
※ちなみに、EYSCの中途の面接で質問されることや対策のコツはこちら(EYの中途の面接とケース面接のコツ)
なお、コンサル会社選びで注意すべき点はこちら(あなたはどのコンサル会社が向いてる?難易度で選ぶと危険)で解説しています。
さて、本題です↓
転職で後悔しないために①:EYに向いているかチェック
まず、EYに向いていない人の特徴は下記です。
EYに向いていない人
- 英語が苦手(スピーキングはできなくても乗り切れるが、読むことができないと少しつらいかも)
- マーケティング系のプロジェクトに興味が強い
※マーケティング系のプロジェクトに興味がある場合はアクセンチュアの「Song」という部署が向いていますね
>>参考:こちら(アクセンチュアソングとは?)
逆にEYに向いている人の特徴は下記↓です
EYに向いている人
- 英語に抵抗がない(スピーキングが苦手でも、最低限の読むスキルがある)
- システムや業務フロー改善系のプロジェクトに抵抗がない
- 多少忙しい時期があっても、圧倒的に成長したい
さて、あなたはEYに向いてそうですかね?
最後に、コンサル転職で後悔しないために、私が後悔した体験談を紹介しますね↓
EYへの転職で後悔しないために②:ケース面接対策が山場
コンサルへの転職を検討しているならエージェントを使っていると思いますが、
あなたの使っているエージェントは「ケース面接対策ができるエージェント」ですかね?
EY転職で後悔しないための注意
注意
CMでよく見る◯◯ナビ系のエージェントや、スカウト系のサービスはケース面接対策ができないのでホントにやめたほうがいいです。
仮にケース面接対策が不要でも、コンサル転職に特化したエージェントを使わないと、
そもそもコンサル業界に詳しい担当者が少なすぎるので話にならないことがほとんどです(自分の方が詳しいじゃん…ってなります)
実際、私も転職活動時には無料のMyVisionなどのコンサル特化のエージェントに、ケース面接対策をして貰いました。
コンサル転職のサポート実績がとても多いので、割とおすすめです。
【公式】https://my-vision.co.jp/
落ちて後悔した体験談
基本的に落ちたら1年以上は再応募できないので、私は転職できずに当時の職場で我慢することになりました。
(コンサル転職できていれば年収で数百万円UPしていたので、生涯年収で1000万くらいの損失…)
ミスマッチに注意
※またEYの採用サイトを含め、外資コンサルの採用サイトって膨大に存在する各職種の違いかなり分かりにくいんですよね。
ミスマッチで応募すると内定確率が下がるだけでなく、入社できても活躍の可能性がガクンと下がり早期退職に繋がります。
EYへの転職サポート実績が多いエージェントに相談して、自分に経歴にマッチした職種で応募してくださいね。
個人的には無料のMyVisionがオススメですね、コンサル転職の支援実績がとても多いです。
【公式】https://my-vision.co.jp/
まとめ:EYに転職すると後悔するからやめとけ?
まとめ
- 英語やシステム系のプロジェクトに苦手意識がないならEYが向いている可能性がある
- EYへの転職はケース面接対策が山場。本だけで対策はまず落ちる
- ミスマッチ防止のためにも、プロのエージェントに相談してくださいね
- 関連記事:こちら(EYの中途の面接とケース面接のコツ)
なお、コンサル会社選びで注意すべき点はこちら(あなたはどのコンサル会社が向いてる?難易度で選ぶと危険)で解説しています。